ペットの皮膚病について

ワンちゃんの皮膚病

ワンちゃんの皮膚病で増加しているのは、アレルギー性の皮膚炎です。その原因は、ハウスダストマイト(イエチリダニ)や食べ物が挙げられます。
また、散歩のときに体に付着した草や花粉によるアレルギーも増加の傾向にあります。外出後は、体にした花粉をシャンプー等で除去するようにしましょう。
Ⅰ型アレルギーの皮膚炎は、皮膚からアレルゲンが直接侵入することから発症します。ですから、皮膚が健康であれば、どれだけアレルゲンがあっても発症しません。
また、Ⅳ型アレルギーの食物アレルギーの皮膚炎に悩むワンちゃんも増えています。

当院のアレルギー対策は、ワンちゃんの生活環境から総合的に判断し、治療方針を立てます。食事やシャンプー、散歩指導などはもちろん、フロアをアレルゲンが溜まりやすいカーペットからフローリングに替えたり、入念な掃除を励行したりします。また、エアコンのフィルターの清掃も重要です。
犬のアレルギーは近年研究が進み、アレルゲンテストが可能となりました。心配なワンちゃんは、血液検査を行うこともできますので、ご相談ください。

ネコちゃんの皮膚病

ネコちゃんの皮膚病もアレルギー性の皮膚炎が多い傾向にあります。しかし割合としては、ワンちゃんよりも圧倒的に少ないものです。
しかし外出するネコは、ノミや疥癬ダニといった寄生虫を外で拾ってくる可能性があります。外出の多いネコちゃんは、衛生面に注意しましょう。
また、犬と猫を両方飼っているご家庭は、病気をもらってしまうため、注意が必要です。

その他の動物

うさぎは疥癬、しらみ等の寄生虫といった問題を抱える場合が多い傾向にあります。元気がなかったり、かゆみの症状が出たりしたら、早急にご相談ください。

top_img007_spimg.png
にしび動物病院052-502-2468
ペットの 皮膚病について 日常ケア よくある質問 にしび動物病院 スタッフブログ